ドーマーの定理 2012 6 17

 欧州の債務は、「ドーマーの定理」という難しいことを考えなくても、
やがて、持続不可能になると思います。
 ちなみに、ドーマーの定理とは、何か。
この定理を簡略化して、わかりやすく言うならば、
名目GDP成長率が、名目金利(たとえば10年物国債金利)を上回るかどうかです。
 これは、名目GDP成長率は税収の限界的な伸びを示すと考えられるので、
これが名目金利より高ければ、将来的に財政赤字が縮小していくと予想されます。
 さて、ドーマーの定理を使って、
欧州の債務国を見てみると、どう見えるか。
持続可能でしょうか。
 参考文献として、何度か取り上げましたが、
山本幸三氏の「日銀につぶされた日本経済」を紹介しておきます。




























































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